ボ・ガンボスはたのしい
高校受験を控えた時期に出逢い
大好きでよく聞いていた
ボ・ガンボス。
↑「魚ごっこ」に当時なぜか共感
「魚ごっこ」というのは
おまわりさんに職務質問をされた男が
「おれはもうお魚なんだから名前もなんもない!」
というようなことをポリポリしながら宣言している歌だ。
(※個人的解釈です)
なぜ15歳女子に響いたのだろうかと思う歌詞世界ではあるが
いま思えばおそらく
「受験なんてやってらんないわ」
という気持ちと共鳴したのかもしれない。
そして10代の頃も大好きで共感した名曲「トンネル抜けて」
♪ 風が騒ぐ夜は 家へ帰りたくないよ
この出だしの一行に この曲の魅力が集約されている。(と、個人的には思う)
大人になった今あらためて聞くと 奥深い切なさがあふれている。
心に残る作品というものは書籍でも映画でも音楽でも
触れるたびにこちらの心情を反映し
いつでも新鮮な喜びと発見を与えてくれる。
ーーーとかなんとかいう小難しいことはおいといて
風が騒ぐ夜、このまま家に帰りたくないなぁ・・・
という気持ちになったことがある人は
この曲を聞きながら ビール片手に回り道でもして
夜空に浮かぶ月なんか眺めてみてはいかがでしょうか。