シュールなら負けないわ、ホドロフスキー
(前回の続き)
ヤン・シュヴァンクマイエルのことを考えるとき
数珠つなぎで思い出すのが、アレハンドロ・ホドロフスキーだ。
ホドロフスキーとはチリの映画監督 兼 漫画原作者 兼 タロット占い師…などなど
さまざまな肩書きを持つ人物。
私のホドロフスキー作品とのファーストコンタクトは
カルト映画として名高い「ホーリー・マウンテン」だった。
ホーリー・マウンテン。
あれほど人を不条理感覚に迷い込ませる作品がほかにあるでしょうか。
あれを語る言葉を私は持ちません。
あれはあれです〝考えるな、感じろ〟のあれです。
魔術的シンボルと前衛芸術の洪水、そしてあのラストの唐突な衝撃。
※閲覧注意ーエグいのはイヤだわ、という方はお控えください
THE HOLY MOUNTAIN (1973) Trailer for Alejandro ...
こちらの記事によると
「ホドロフスキーにとって、映画はただの映画ではない。
それはつねに人生を変える経験でなければならないのだ」
(記事内より一部引用)
それにしても攻撃的過ぎますよねぇ、と 賛同を得たくなる
〝人生変えすぎおじさん〟ホドロフスキーはシュルレアリストだそう。
結局よくわからなかったので、最後に一句
〝シュルレアリスム
つかんでみたら
もぬけのから〟