チェコとシュルレアリスムの方程式
チェコってなんだか不思議な国だな、と昔から思っていた。
たいへん漠然とした印象なのは
自分のなかで「チェコ」に関する知識が乏しいためだ。
チェコのなにが不思議に感じたのかというと それは〝人形劇〟だ。
人形劇って一枚ベールがかかっているというか
〝仮面性がおりなすメタファーの世界〟というイメージ。
一筋縄ではいかないぞ、という空気がムンムンしている。
(四谷シモンの人形を見ればその異様度は明白だ)
チェコでは人形劇が盛ん。
そのことだけはなぜか昔から知っていた。
映画「マルコヴィッチの穴」で人形劇が出てきたときも
なんだかチェコっぽいなと思った記憶がある。
そんななかでもチェコの不思議を決定づけたのは
映像作家 ヤン・シュヴァンクマイエルさんによるところがおおきい。
下の投稿でも触れているが
映画「アリス」/ヤン・シュヴァンクマイエル - 達磨と天狗のクロニクル
結局
シュルレアリスムって何なんでしょう?
ヤン・シュヴァンクマイエルのアリス 予告編 - YouTube
「そうだわ 忘れたら大変!
目を閉じなきゃ。
さもないと
何も見えないのよ」
(ヤン・シュヴァンクマイエルの映画「アリス」より)