まさかの吉田松陰(の妹)〜大河ドラマ「花燃ゆ」で燃ゆ

10年ほど前のこと。

私のなかでかなり激しい幕末ブームが吹き荒れていた。
定石通り司馬遼太郎の著書「竜馬がゆく」に感動し、
古書やら小説やら史実書など乱読してはポーッと熱を上げていた。

 

ヒートアップしすぎた私は本の世界から飛び出して
長崎、鹿児島、高知、山口、会津、京都etc と史跡巡りツアーを敢行し
だれもいない亀山社中跡でひとり感動にうち震えたりと
自分でも持て余すほどのフィーバーぶりであった。

 


そんな幕末偉人伝のなかで
辞世の句に出逢い、その粋っぷりにハートを射抜かれた人がいる。
「おもしろき こともなき世を おもしろく」
ご存知 高杉晋作である。

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↑海老名SAで購入した晋作セット

 


ここでやっと大河ドラマの話につながる。
今年の大河は高杉晋作の師匠である吉田松陰の「妹」が主人公だ。
幕末に興味のない人からすれば吉田松陰でさえ地味なのに

その妹が主人公とは大河陣営も思い切った決断を。

 


「月刊松下村塾」(←こういうニッチな雑誌もたまらなく好き)購買者としては目が離せない今年の大河ドラマ
ああ、10年前の私に伝えてあげたい。


「2015年を心して待て!まさかの吉田松陰ブームがやってくるのだ」



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↑「花の奇兵隊」の手ぬぐいを握りしめて拝見いたします。